黒川の今昔 黒川の氏神神社・菩提寺と行事

白しらたきいなりじんじゃ瀧稲荷神社は、ここ黒川の村の人々の手によって大正末期頃に建立したとされています。氏子は黒川の人のみですが、妙見ケーブルが開通する以前には参拝客が大変多く往来した新滝道に建立したこともあって、ここを訪れる人々のお賽銭により、村の人々の維持費用負担は軽減できていたそうです。しかし現在では氏子の数も少なくなり、また参拝者はケーブルを利用するケースがほとんどとなったこともあり、神社自体の維持が危ぶまれつつあると言われています。

菩提寺である徳とくりんじ林寺の歴史は遡ること江戸時代より続いていると言われ、かつて黒川小学校の前身となる「正則小学校」もこの徳林寺の一部を借りた寺子屋のような場所から始まったとされています。

写真37. 白瀧稲荷神社

写真38. 徳林寺

施餓鬼会

餓鬼や供養をしてもらえない人たちへ飲食物を与え、この世の自分たちも幸せになるという考えのもと行う法要。黒川では徳林寺にてお盆の頃に行われます。

新嘗祭

毎年11 月23 日、稲作や食物に関わる倉稲魂命と豊と受比売命が祀られる白瀧稲荷神社にて神職者や氏子の総代、各氏子が参加し開催される五穀豊穣祈願の祭事。

注連縄つくり

農家より提供された長く柔らかな乾燥させたもち藁で決められた太さの注連縄を1 日がかり合計29 本制作。12 月29 または30 日に付け翌年通して社内に飾られます。